ジャパニーズウイスキーの歴史『マルスウイスキー』 〜福岡天神の和食店〜
2026/10/02
舞鶴キッチンで人気の『マルスウイスキー』
1. 創業者・岩井喜一郎と「竹鶴レポート」
マルスウイスキーの歴史を語る上で欠かせないのが、当時の顧問であった岩井喜一郎(いわい きいちろう)氏です。
竹鶴政孝氏との関係
摂津酒造の常務であった岩井喜一郎氏は、1918年に竹鶴政孝氏(後のニッカウヰスキー創業者)をスコットランドへ派遣し、本場のウイスキー造りを学ばせました。
竹鶴レポート(ノート)
帰国した竹鶴氏から提出された実習報告書が、有名な「竹鶴レポート」です。これを大切に保管し、後のマルスウイスキー創業の礎としたのが岩井氏でした。
2. ウイスキー造りの始まり(鹿児島から山梨、長野へ)
本坊酒造はもともと鹿児島県で焼酎造りなどを展開していましたが、昭和20年代から本格的にウイスキー事業へ参入します。
1949年(鹿児島・津貫)
鹿児島県加世田市津貫にて、ウイスキー製造免許を取得し生産を開始。
1960年(山梨・山梨工場)
本格的なモルトウイスキー製造を目指し、山梨県石和町に工場を設立。岩井喜一郎氏の設計指導のもと、竹鶴レポートを参考に竹鶴型ポットスチル(蒸留器)を設置しました。この山梨時代に「マルスウイスキー」のブランドが誕生します。
1985年(長野・マルス信州蒸溜所)
ウイスキー需要の拡大とより理想的な環境(高品質な水と寒冷な気候)を求め、長野県中央アルプス駒ヶ岳山麓の標高798mの地にマルス信州蒸溜所を開設。山梨から蒸留設備を移設し、本格生産を開始しました。
3. 冬の時代と休止、そして復活
1980年代後半以降、日本国内のウイスキー消費量が激減し、冬の時代を迎えます。
1992年
蒸留を一時休止。原酒の熟成と販売のみを継続する厳しい時期が続きました。
2011年(蒸留再開)
ウイスキー人気の復調とクラフトウイスキーへの期待の高まりを受け、19年ぶりにマルス信州蒸溜所での蒸留を再開しました。
4. 現在の展開(2つの蒸溜所と屋久島セル)
蒸留再開以降、高品質なジャパニーズウイスキーとして国内外で高い評価を獲得しています。
2016年(マルス津貫蒸溜所)
創業の地である鹿児島県津貫に「マルス津貫蒸溜所」を開設。本土最南端の蒸溜所として、信州の寒冷な環境とは異なる温暖な気候を生かした原酒造りを開始しました。
屋久島エージングセラー
世界自然遺産の屋久島にも熟成庫を構え、異なる熟成環境(信州・津貫・屋久島)による原酒のテロワール(地域性)を追求しています。
主な代表銘柄・シリーズ
岩井トラディション
竹鶴レポートをもとにウイスキー造りを設計した岩井喜一郎氏への敬意を込めて造られたブレンデッドウイスキー。
シングルモルト駒ヶ岳
マルス信州蒸溜所で造られる、フレッシュで豊かな味わいが特徴のモルトウイスキー。
シングルモルト津貫
マルス津貫蒸溜所で造られる、重厚で力強い味わいのモルトウイスキー。
日本のウイスキーの歴史を創り上げた「竹鶴ノート」を受け継ぎ、今や南北異なる環境で個性を引き出す稀有なウイスキーメーカーとして確固たる地位を築いています。
舞鶴キッチン
📍福岡市中央区舞鶴1−9−11
第2ハリウッドビル1階
予約制です
予約が無い日はお休みです
福岡で、忘れられない食事体験ができる最高のレストランをお探しですか?
福岡中心部(天神・舞鶴)にある、予約制のオーガニック日本料理店「MAIZURU KITCHEN」へようこそ。当店では、100%天然で無添加の食材、神戸牛、天然の魚介類、そして伝統的な調味料を用いて、本格的な「おまかせ」料理をご提供しています。
----------------------------------------------------------------------
舞鶴キッチン
福岡県福岡市中央区舞鶴1-9-11 第2ハリウッドビル101
電話番号 : 080-6452-6635
----------------------------------------------------------------------





